朝晩と涼しくなってきて、温かいものが恋しくなってきました。
今回は、食品棚にトックがあったため雑煮を作ることにしました。
「雑煮」といえばお正月の風物詩で、地域や家庭によって作り方が異なり、具材や味付けもさまざま。
お正月くらいにしか食べない家庭も多いと思いますが、どんな材料でも合う素晴らしい料理だと思っています。
今回は、里芋、人参、牛蒡を使った、醤油ベースの雑煮のレシピをご紹介します。
材料(2人分)
- 里芋 3 個
- 牛蒡 1本
- 人参 1/2 本
- 出汁 400 ml
- 濃口醤油 大さじ2
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 小ねぎ(飾り用) 適量
- トック 150 g(おもちの場合は4個)
作り方
1.里芋は皮をむいて一口大に切ります。ぬめりが気になる場合は塩を振って軽く揉んでから水で洗い流します。人参は皮をむいて薄切りにし、牛蒡は皮を包丁の背などで軽く落とし、ささがきにした後、水にさらしてアクを抜きます。
最近の里芋はぬめりが少ないものも多いらしく、下茹でをしないでも大丈夫とのことで、今回は切った後にぬめりを水洗いして使いました。
2.鍋にだし汁、醤油、みりん、酒を入れ、中火にかけて沸騰したら里芋を加えて10分ほど煮る。
3.人参、牛蒡を加えて具材が柔らかくなるまで煮る。
4.トックを加えて柔らかくなるまで煮る。
※おもちの場合は、トースターなどで焼くか、別の鍋で柔らかくなるまで煮ておく。
5.器に盛って、好みで小ネギを散らす。
里芋のねっとり感と人参、牛蒡のシャキシャキ感が楽しめます。
おもちの代わりにトックを使いましたが、夕食の1品にする際にはよかったです。
トックはうるち米の米粉で作った薄切り餅で、粘りや伸びは少なくて歯切れがよいのが特徴です。
煮くずれしにくいのでスープや炒め物にも最適です。
雑煮は地域や家庭によって様々な作り方がありますが、同時にアレンジもしやすい料理です。
今回は里芋、人参、牛蒡と食物繊維がたっぷりの食材の組み合わせでしたが、小松菜や水菜などの葉物足してもいいですし、鶏肉や豚肉などを加えてボリュームを出すのもよいです。
正月だけでなく、日常の食卓にもぜひお試しください。
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