おせち料理に必ず入っている「黒豆」。
「まめ(達者)でまめまめしく一年を過ごせるように」との願いを込めておせちに入れられています。
正月くらいしか食べないという人も多いと思いますが、黒豆は非常に体によい食材です。
栄養面では、良質なタンパク質を含み、黒色のアントシアニンには抗酸化作用や高血圧予防にも効果があります。
薬膳においては、黒い食材は腎を補い、腎機能を強化して、むくみや腹水、関節の腫れを解消するとされています。
正月だけでなく、日々の食事でも積極的に取り入れていきたい食材です。
今回は、定番の黒豆の含め煮を作ります。
材料
- 黒豆 200g
- ★砂糖 200g
- ★塩 小さじ1/2
- ★水 600g
- ★濃口醤油 大さじ1
作り方
1.圧力鍋(普通の鍋でも可)に★をに入れ、煮立たせる。
2.黒豆の形のくずれたものや虫食いのものを取り除き、水でよく洗う。
今回使用した黒豆はこちらです。
3.2を1に入れ、一晩おく。
(あれば古釘などをお茶パックにいれて一緒につけておく)
4.キッチンペーパーで落としぶたをする。古釘などを入れている場合は取り出しておく。
(普通の鍋で作る場合は入れたままでよいです)
5.加熱をし、10分程度圧力で加熱する(柔らかめにしたい場合は15分)。
普通の鍋で作る場合は、豆が柔らかくなるまで数時間煮る。
(豆が煮汁に浸かるように水を適宜加える)
6.加熱が終わったらそのまま冷まし、味を含ませる。
我が家では、電気圧力鍋を使用しています。加熱時間などについてはご使用の圧力鍋によって調節をしてください。
今回は黒豆を黒く仕上げるために「古釘」の代わりに「南部鉄」を入れています。
昔から黒豆を煮る時に古釘を入れるとよいとされているが、これは古釘からでる鉄イオンが黒豆のアントシアニンと結合し、黒豆の色が退色するのを防ぐためです。
古釘を入れなくても味自体は変わらないですが、黒豆の色が抜けてしまい、紫っぽい色になってしまいます。
保存もきくため、常備菜としてもよいです。
【レシピ】さっぱりと黒豆ジュースもお試しください。
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