スーパーで金柑を見かけると冬の訪れを感じます。
我が家ではおせちの一品として金柑の甘露煮を入れています。
金柑は「金冠」とも通じることから、財宝を意味し、また「ん」は「運」に通じることから、運を重ねるという意味から縁起物とされています。
おせちのレシピ本を何冊か持っていますが、金柑のレシピについては掲載されていないです。
金柑にはビタミンC、ビタミンE、ヘスペリジン(ポリフェノールの一種)、カルシウムなど栄養が豊富。
薬膳では、気の巡りを良くする作用があるとされており、吐き気がある、食欲がない、気分がすぐれない時などに、咳や痰を鎮める効果もあります。
金柑が昔から咳や喉の痛みに良いとされてきたのにも、これらの効能があるかと考えられます。
材料
- 金柑 500g
- 砂糖 300g
- 水 500g
作り方
1.金柑を横半分に切り、種を取り除く。
今回はヘタをつけたまましますが、気になる人はヘタを取り除いてください。
2.1を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて強火にかけ、 沸騰したら中火で5分程度煮た後、ザルにとる(2回繰り返す)。
茹でこぼすことで、クセと酸味を抜きます。
3.鍋に分量の水と砂糖を入れて中火にかけて沸騰させ、2を入る。
4.3を中火で30分ほどアクをとりながら煮含め、煮汁につけたまま冷ます。
果実がメインではあるのですが、私自身は煮汁(シロップ)がお気に入り‼︎
シロップを炭酸やお湯で割って飲むととても美味しいです。
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