「可変式ダンベルを買おうと思ったら、40kgセットって書いてあるのに片手20kgだった……表記がややこしすぎる」
そう感じたなら、それが正解です。
可変式ダンベル選びでいちばんの落とし穴は、「40kg」の意味が商品によって違うこと。
先に結論を言うと、プレート式の「40kgセット」は片手20kg×2個の合計、ダイヤル式の「32kg」は片手32kgを指すのが普通です。
この記事では、楽天で買える可変式ダンベル4機種を、方式と価格帯を分けて調べました。
デメリットも先に言うので、買ってから「思ってたのと違う」を避けられます。
- 「40kgセット=片手20kg×2」が基本。片手の最大重量で比べる
- 方式は3つ。速さのダイヤル式、安さと頑丈さのプレート式、間のブロック式
- 初心者と女性は片手24kgクラスで十分というのが一般的な目安
まず知るべき「40kgセット」の意味と、方式3種の違い
可変式ダンベルの表記ルールはシンプルです。
- ダイヤル式・ブロック式:「24kg」「32kg」は片手1個の最大重量
- プレート式のセット販売:「40kgセット」は2個合計(片手20kg×2)のことが多い
つまり「40kg」という数字だけで比べると、まったく別物を比べてしまいます。
比べるときは必ず「片手の最大重量」に直してください。
方式の違いはこのとおりです。
- ダイヤル式:グリップやダイヤルを回すだけで数秒で変更できる。種目の合間にサッと変えられるのが最大の魅力。反面、構造が複雑で価格が高め、落とすと故障の原因になる
- プレート着脱式:シャフトにプレートを通して固定する昔ながらの方式。変更に一番手間がかかる代わり、安くて故障の心配がほぼない。連結シャフトでバーベルに変えられるセットもある
- ブロック式:ピンの抜き差しでプレートを選ぶ方式。ダイヤル式より手間はかかるが、構造がシンプルで壊れにくい
ダンベル可変式のデメリット|買う前に知っておく
おすすめの前に、デメリットを正直に出しておきます。
- 軽い重量でも本体が大きい:可変式は最大重量のサイズのままなので、軽くしても長さは変わりません。フライ系の種目でやや扱いにくいことがあります
- ダイヤル式は落下に弱い:精密な機構なので、落としたり乱暴に扱うと故障の原因になります。床へのダメージ対策も兼ねて、マットの上で使うのが無難です
- 持ち手が太めの機種がある:手が小さい人は握りづらく感じることがあります
- プレート式は変更が面倒:種目ごとに付け替える手間があり、時短にはなりません。その代わり価格は大きく下がります
このデメリットを受け入れられるかが、可変式と固定式の分かれ目です。
ダンベル可変式4機種を比較|片手の最大重量で見る
| フレックスベル 32kg | ONE STEP 24kg | IROTEC 40kgセット | TOP FILM 40kgセット | |
|---|---|---|---|---|
| 方式 | ダイヤル式 | ダイヤル式 | プレート式 | プレート式 |
| 片手の最大重量 | 32kg | 24kg | 20kg(2個合計40kg) | 20kg(2個合計40kg) |
| 価格 | 1個37,400円/2個74,800円 | 1個8,980円〜/2個18,980円 | 2個セット15,950円 | 2個セット6,280円 |
| 段階 | 2〜32kg・16段階・2kg刻み | 15段階(〜24kg) | プレート構成で調整 | プレート構成で調整 |
| 評価 | ★4.83(1,234件) | ★4.70(2,963件) | ★4.44(1,562件) | ★4.43(763件) |
フレックスベル 32kg(FLEXBELL)|速さと作りの本命ダイヤル式
スウェーデン発のNÜO(ヌオ)フレックスベルは、グリップを回すだけで約4秒で重量変更できるダイヤル式です。
2〜32kgを2kg刻み・16段階で調整でき、片手32kgまで対応するので、男性が本格的に追い込みたい場合の受け皿になります。
デメリットは価格。1個37,400円、2個セットで74,800円。
口コミでは、作りのしっかりさとデザインへの満足度が高い傾向でした。落下には弱い方式なので、扱いは丁寧に。
「どうせ長く使うなら、変更の速さと刻みの細かさで選ぶ」が正解になる1台です。
ONE STEP 可変式ダンベル 24kg|レビュー2,900件超のダイヤル式
ONE STEPの24kgモデルは、ダイヤル式ながら1個8,980円〜(色で変動)、2個セット18,980円と手を出しやすい価格です。
15段階の調整ができ、専用ドック(台座)付き、底面が平らで転がりにくい作りです。
評価は★4.70(2,963件)と4機種で最も件数が多く、口コミでは変更の手軽さへの好評が目立ちました。
初心者と女性は片手24kg前後で十分という目安に、ちょうど収まるクラスです。
IROTEC ラバーダンベル 40kgセット|プレート式のコスパ定番
IROTEC(アイロテック)の40kgセットは、その名のとおり片手20kg×2個=合計40kgのプレート式セットで、15,950円です。
プレートは1.25kg×4枚、2.5kg×4枚、5kg×4枚の構成で、細かい調整も可能です。
口コミでは、コスパの良さと組み立てやすさが好評な一方、ラバー特有の臭い・ベタつき感を挙げる声と、留め具の締め付けへの指摘が一部ありました。
プレート式を選ぶなら、使用前の固定確認は習慣にしてください。
「変更の速さはいらないから、安くて壊れにくいものがいい」という人の本命です。
TOP FILM 可変式ダンベル|6,280円の激安セットは大丈夫?
TOP FILMの40kgセット(片手20kg×2個)は6,280円。20kgセットなら3,980円、10kgセットなら2,880円と、とにかく安いのが特徴です。
ポリエチレンコーティングで床の傷と音に配慮され、連結シャフトでバーベルにも変えられる3WAY仕様です。
ただし口コミでは、「固定部分がしっかり止まらない・外れやすい感覚がある」という指摘も見られました。
安さは間違いなく魅力ですが、安全に直結する部分の声なので、軽い重量から様子を見て、固定の確認を念入りにする前提で検討してください。
まず宅トレを始めてみたい人の、割り切った入門セットという位置づけです。
初心者は何kgから買えばいい?重量の目安
一般的な目安として、トレーニングメディアでは次のように紹介されています(統一された公式基準ではありません)。
- 女性・ダイエット目的:最大5〜10kg程度からスタート可。引き締め中心なら片手24kgモデルで十分
- 男性・初心者:最大20〜25kgが一つの目安
- 男性・本格派:片手32kg以上。下半身も鍛えるなら40kgクラス(片手)があると安心
部位別では、肩のサイドレイズ3〜5kg、腕のアームカール5〜10kg、胸・背中は10kg以上が目安とされています。「最初の1セットは、片手24kg前後のダイヤル式」が失敗の少ない着地点です。
なお、ダンベルが揃ったら有酸素運動と組み合わせると全体のバランスが取れます。
ダンベル可変式のQ&A
片手40kgは必要ですか?
ほとんどの人には不要です。片手40kgを使いこなすのは中上級者で、初心者は24〜32kgクラスで長く戦えます。「40kgセット」という表記は、多くの場合2個合計の数字だという点にも注意してください。
プレート式とダイヤル式、どっちがおすすめですか?
種目の合間に素早く重量を変えたいならダイヤル式、価格と頑丈さを優先するならプレート式です。迷ったら、続けやすさ(変更の手間)に直結するダイヤル式が無難です。
床の傷や音が心配です
ラバーや樹脂でコーティングされたプレート・本体を選ぶことと、トレーニングマットの併用が基本です。ダイヤル式は落下自体が故障の原因になるので、その意味でもマットは必須と考えてください。
2個セットで買うべきですか?
両手で同時に使う種目(プレス、フライ、ローイング等)が多いので、基本は2個セットがおすすめです。
片手種目中心なら1個から始めて、買い足す方法もあります。
この記事のまとめ
- 比べる基準は「片手の最大重量」。「40kgセット」は2個合計のことが多い
- 速さと細かさならフレックスベル、価格と実績のバランスならONE STEP 24kg
- プレート式はIROTECが定番。TOP FILMは安いが固定の確認を念入りに
- 初心者の着地点は片手24kg前後。いちばん重い数字に引っ張られない
ダンベルは「重さ」ではなく「変更の手間なく、毎回手に取れるか」で続きます。1月のスタートに、自分のレベルに合った1セットを選んでください。
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