タイヤを変えるだけで燃費が20%アップ!?意外と知らない選び方のコツ

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まとめなど

皆さんこんにちは。

最近はガソリン代が高く、普段の運転でガソリン代や燃費が気になる方は多いですよね。

実は、自動車の燃費を大きく左右する要素として、エンジンの性能や運転の仕方に目が行きがちですが、意外と見落とされているのが「タイヤの選び方」‼︎

適切なタイヤを選び、正しく管理すれば、なんと燃費が最大20%も向上することがあるとのことです。

本記事では、そんなタイヤ選びのポイントや、簡単にできるメンテナンス方法をまとめてみました。

意外と知らない!タイヤの「転がり抵抗」が燃費を左右する重要メカニズム

車の燃費を良くしようと思うと、エンジンのメンテナンスや運転方法に意識が向きがちです。

しかし実は、地面と唯一接しているタイヤの性能が燃費に大きく影響しています。

タイヤの「転がり抵抗」という言葉を耳にしたことはありますか?

「転がり抵抗」とは、タイヤが路面を転がる際に発生する抵抗のことで、この数値が大きいほど車は前に進むためにより多くのエネルギーを必要とします。

つまり、転がり抵抗が小さいタイヤを選ぶことで、同じ距離を走るのに必要な燃料を大幅に削減できます‼︎

国土交通省の調査によると、低燃費タイヤの使用により平均約5%程度の燃費向上が期待できるとされています。

さらに、タイヤの種類や車種、運転環境によっては、最大20%の燃費改善が見込めるケースも‼︎

転がり抵抗はタイヤの構造、使用されているゴムの配合、トレッドパターン(溝の形状)、空気圧などによって大きく左右されます。

特に近年のエコタイヤは、シリカ配合のゴム素材を採用することで、グリップ力を維持しながらも転がり抵抗を低減する技術が採用されています。

近年は、燃費を向上させる「エコタイヤ」が多く登場しています。

ブリヂストンの「ECOPIA(エコピア)」やミシュランの「Energy Saver(エナジーセイバー)」、ヨコハマタイヤの「BluEarth(ブルーアース)」などがその代表例です。

これらのタイヤは、特殊なゴム素材やトレッドデザインを採用することで転がり抵抗を低減し、燃費を改善しながらもグリップ力を確保しています。

また意外と見落としがちなのがタイヤの空気圧です。

空気圧が適正値より30%低いと燃費が約5%悪化するというデータもあります。

定期的な空気圧チェックは、タイヤの寿命を延ばすだけでなく、燃費向上にも直結します。

低燃費タイヤの選び方4つのポイント

低燃費タイヤを選ぶ際に、押さえておきたいポイントを4つご紹介します。

① 転がり抵抗係数をチェックする

タイヤの転がり抵抗係数(RRC)は燃費に直結する重要な数値です。

タイヤの転がり抵抗係数(RRC)は、AAA〜Cのランクに分かれており、AAAやAAランクのタイヤは転がり抵抗が小さく、燃費向上に貢献します。

② 車に合った適正サイズを選ぶ

車両に対して過剰に大きなタイヤやワイドタイヤは、見た目がカッコよくても、路面との接地面積が増え転がり抵抗が増加します。

メーカー推奨のタイヤサイズか、可能であればやや細めのサイズを選ぶことで、燃費性能を最大化できます。

③ 季節や走行環境に適したタイヤを選ぶ

冬用タイヤと夏用タイヤの使い分けが燃費改善につながります。

冬場に雪道を走ることが多いなら、スタッドレスタイヤと通常のタイヤを使い分けるのがベスト。

また、長距離をよく走るなら、高速道路向けの低燃費タイヤを選ぶとより効果的です。

④ ハイブリッド車・EV専用タイヤの活用

最新の低燃費タイヤには、ハイブリッド車やEV専用に設計されたモデルがあります。

例えば、ダンロップの「ENASAVE」シリーズやピレリの「CINTURATO P7」など、モーター走行時の静粛性や電費に配慮した設計になっています。

タイヤの空気圧を適正に保つだけで燃料代が節約できる

意外と見落としがちなのが、タイヤの空気圧管理です。

国土交通省の調査では、空気圧が適正値より30%低下すると、燃費が3〜5%悪化するとされています。

例えば、月1,000km走行する場合、燃費が10km/L、ガソリン価格が180円/L考えます。

通常の燃費が10km/Lなので、1,000km走行するのに必要なガソリン量は1,000÷10=100Lで、月に100L必要になります。

そして、ガソリン価格が180円/Lなので燃料費は、100L×180円=18,000円となります。

しかし、燃費が5%低下すると燃費は10km/L×(1−0.05)=9.5km/Lとなります。

燃費が9.5km/Lなので、1,000km走行するのに必要なガソリン量は1,000÷9.5=105.26L

ガソリン価格が180円/Lなので燃料費は、105.26L×180円=18,947円となり、その差額は947円となります。

つまり、空気圧が低いだけで毎月947円年間にして11,364円も余計に燃料を消費することになります。

定期的なチェックを心がけるだけで、こんなに違いが出るんですね。

タイヤの空気圧管理は、単に燃費向上だけでなく、タイヤの寿命延長にも貢献します。適正空気圧で走行すれば、タイヤの偏摩耗が防止され、長くタイヤを使用できます。

空気圧管理は長期的に見れば、タイヤ交換費用の節約にもつながる一石二鳥の対策と言えるでしょう。

日々のタイヤメンテナンスで燃費向上!

簡単なタイヤメンテナンス方法をいくつかご紹介します。

  • 定期的な空気圧チェック(月に1回は確認する)
  • タイヤのローテーション(5,000kmごとに前後のタイヤを入れ替える)
  • ホイールバランス調整(走行中に振動を感じたら点検)
  • アライメント調整(縁石に乗り上げた後や、長距離走行後に確認)
  • タイヤの温度管理(寒い日は最初の数分間、ゆっくり走行する)

アライメント調節とは、車体に対し、ホイールの位置、角度などを調節することです。

これらを実践するだけで、燃費をさらに改善しつつ、安全性も向上します。

まとめ

燃費を良くするには、エンジンや運転方法だけでなく、「タイヤ選びと管理」が大きく影響します。低燃費タイヤの活用や、空気圧チェック、タイヤメンテナンスを習慣にすることで、燃料代を節約しながら快適なドライブを楽しめます。

次回のタイヤ交換や日々のメンテナンスに、ぜひ今回の内容を活用してみてくださいね!

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